DTM歴長かったけど初めてアルバム出した話
なんだか感慨深いのでメモ。 1st Album "Discover" 発売中です!
原体験
私が初めてDTMのようなことをしたのっていつだっけと思った時に、記憶に残っている中では小学生の時まで遡ります。
YAMAHAの「らくらく作曲名人」みたいな名前のソフトを使って適当に遊んでただけだったような気がするんですが、小学校に通っている間はずっとピアノを習っていました。
そして中高生時代に自由に使える(家族共用じゃない)PC環境を手に入れて、順調にパソコンだいすきオタクへの道を歩んでいくわけですが、そんな時に同人CDとしてリリースされていたトランスのクロスフェードサンプル音源を聴いてトランスにハマりだしたような気がします。 そこから結構悩んだ挙句FL Studio Signature Bundle(バージョンは覚えてない)を購入して、本格的なDTM環境を整えて曲を作るという趣味にハマったわけですが、如何せん他にも趣味が多かったのでお金も時間もローテーションしながらやりたい時にやりたい趣味をやっていたため、上達スピードとしてはそんなに速くなかったような覚えがあります。
高校時代はほんの少し軽音楽部でベース弾いたりもしてたんですが、当時Audio IFなんてものは持ってなかったので自分の曲に自分の演奏を録音するという発想すら浮かんでませんでした。 そんなわけで打ち込みメインの制作が今でもメインですが、大学に入ってやっと同好の士を見つけることとなります。
比較的最近の制作事情
そんなこんなで、大学時代DTMをする友人を見つけたり、大学サークル内でもそういう活動をしたりしていたのですが、みんなが凄すぎて逆に自信を無くしてました。
結果としてあんまり音源を表に出さない氷河期時代が始まってしまったんですが、これはひとえに自分の考え方がまずいですね、はい……
それでも細々と曲を作ったりしているうちに、だんだんと道具も揃い、その使い方も覚え、クオリティもだんだんと上がってきたんだと思っています。VRChatを始めてから、人にちらっと自分の曲を聞いてもらってダイレクトに感想をもらえる環境が手に入ったことで、自分の自信のなさというのも段々と和らいできました。
そんな中音楽以外の全く関係ないアバター制作という(これまた自分のスキルセットがなかなか活かしづらいと感じてたけどかなり活かせた)ジャンルで今度は同人サークルメンバーとして共同制作して作品を発表する中で、そういった同人活動的なものの楽しさを初めて知ることになりました。(ステマ:「フェヰリル」発売中です!ぜひぜひ!)
ついでに黒色さんの「ジャケ絵描いたるから出せ!」というとてもパワフルな後押しを得て、やっとリリースとなりました。
Boothで購入したりBandcampで聴いてくださった方がどう感じるかはちょっと気になりますが、それはさておき自分としてはこのアルバムの曲たちは色々な意味で特別なものになりました。
VRChat界隈の人達がやたらクリエイティブなのは何故なのだろうかと思うことは多いのですが、実際にこの流れを体験するとわかった気がします。 場所の制約を飛び越えて、色々な人に直接作ったものを見せることができるし、リアルタイムに感想をもらうこともできる。こんなにポジティブな外発的モチベーションは他にはあまりないと思います。
(あ、VRC歴もそれなりに長かったわ…ずっと不思議に思ってたんだよなあ…)
まとm(まりません)
そんなこんなでこれまでの音楽的な諸々の流れからちょっとだけ飛び出すことができたはるの、新しいアルバムです。もしよかったら聴いてください!
話の中に出てきたアバターの「フェヰリル」はこちら!